Hula is life.

i’m back! 
三ヶ月間滞在したハワイから日本に帰ってきた!
たったの三ヶ月だったから特に何も変わらないけど、フラに対する気持ちが大きく変わったのだけはわかった。
今回のメリーモナークも想像絶する旅だった。
本当に辛かったし大変だった、フィジカル面もメンタル面も。
でもそれ以上の幸福感と達成感、知恵と経験だった。
人間として、そしてフラを踊る人として成長できたジャーニー。
実はこのジャーニーは2020年から始まっていた。
もともと私の留学生活最後の年、最後の挑戦だったこのメリーモナークが世界のパンデミックにより大会一ヶ月前に中止となった。
2年間、諦め切れず私は2022年にもう一度挑戦することを決めた。将来の不安や焦りもある中この選択をした事に後悔はなかった。
三度目のメリーモナークジャーニーはどうなるんだろう、と期待と不安で胸がいっぱいだった。それは一回目と二回目が全く違うからだ。
一回目の出場の時、右も左もわからずまだ慣れていなかったメンバーと一つの目標に向かう事にひたすら必死。帯状疱疹にもなった。笑 正直今思うと、あの時のことは何も覚えていない、夢のステージでの記憶さえない。
それだけ必死だった。
二回目の時は自分に余裕ができみんなと踊れる事、夢を叶えている瞬間一つ一つを噛み締めることができた。
フラが大好き!そんな気持ちで溢れていたと共に私のやりたいことってまさにこれなんだなと改めて実感した旅だった。
最終的ゴールであった大会で賞を獲得する事も、日本ツアーに行く事も叶った2019年のメリーモナーク。
三度目のメリーモナークは全く違うものだった。何を感じたのか言葉にするのが難しい。
フラというこの伝統文化はハワイアンによってこれからも絶えること無く継承され続けるのだと、身をもって体感した。
私自身圧倒された旅だった。
今まではフラが大好きだというパッションで踊ってきた。もちろん日本人としてフラを踊れることに感謝を忘れずに。
明らかに今までとは違った感情がこの旅で芽生えた。
それは責任だ。
日本人として異文化を習っているということ、それを正しく学ぶこと、そして正しく継承し続けていくということへの責任が私にはあるということを。
正直私はメリーモナークに”出る”ことを常に目標にしていた。日本人が出場するのは貴重とされ、フラのオリンピックとも言われるメリーモナークはフラを踊っている人は誰もが夢見る舞台だからだ。
メリーモナークという舞台は決して夢を叶えるためにある舞台ではなかった。今までの自分を反省した。一瞬ここにいるのが恥ずかしくなった。
私が幼い頃から夢見ていた舞台は、ハワイの素晴らしい文化を讃え、先祖たちが脈々と継承し続けたカルチャーを誇りに思い、自分たちの島、人々のプライドを示す場所であることを目の当たりにした。
三回目の出場を果たした今、責任が私にのしかかってきたのだ。
これがフラを踊る本当の意味だと強く感じる。 
私はまだこのページにいる。
もちろんフラは楽しい。こんな好きになることは他にない。そう思う人はたくさんいるだろう。フラを楽しく踊ることは素晴らしい。もっともっとフラの楽しさを分かち合える人が増えてほしいと心から思う。
そんな気持ちと同時にもっともっとフラというものの本来の在り方を知り、理解し、ハワイアン文化を尊重する人が増えなくてはと思った。
私自身もこれからのジェネレーションのためにフラを正しく学び、自分が感じれたことを伝えられるようにしたいな。
メリーモナークジャーニーでたくさん写真を撮ったから見てね♡
love xx
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